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変動金利と固定金利の違いとは?

目次

はじめに

マイホーム購入を検討する際、多くの方が悩むのが「住宅ローン選び」です。

特に、

  • 変動金利
  • 固定金利

のどちらを選ぶべきか迷う方は非常に多いでしょう。

住宅ローンは数千万円単位の大きな借り入れとなるため、金利タイプの選択によって将来の返済額が大きく変わる可能性があります。

近年では低金利時代が長く続いたこともあり、変動金利を選択する方が増えていました。しかし、近年は金利上昇への関心も高まり、固定金利を検討する方も増えています。

重要なのは、「どちらが正解か」ではなく、自分たちのライフプランやリスク許容度に合った住宅ローンを選ぶことです。

本記事では、変動金利と固定金利の違い、それぞれのメリット・デメリット、向いている人の特徴、住宅ローン選びで失敗しないポイントまで詳しく解説します。

これから家づくりを検討している方は、ぜひ参考にしてください。


住宅ローンの金利タイプとは?

住宅ローンには主に以下の3種類があります。

  1. 変動金利
  2. 固定金利期間選択型
  3. 全期間固定金利

一般的に「固定金利」と言う場合は、全期間固定金利を指すケースが多くあります。

それぞれ金利の仕組みや返済リスクが異なるため、特徴を理解することが重要です。

SUUMO:住宅ローンの金利とは?


変動金利とは?

変動金利の仕組み

変動金利とは、市場金利に応じて住宅ローン金利が変動するタイプです。

通常、半年ごとに金利見直しが行われます。

ただし、多くの金融機関では「5年ルール」や「125%ルール」が採用されています。

5年ルール

金利が変動しても、毎月返済額は5年間据え置きされる仕組みです。

125%ルール

返済額見直し時でも、従来返済額の125%を超えないよう制限される制度です。

ただし、これらのルールがあっても返済総額が増える可能性はあります。


変動金利のメリット

1. 金利が低い

変動金利最大の魅力は、固定金利より金利が低いことです。

そのため、毎月返済額を抑えやすくなります。

住宅購入時の予算に余裕を持ちやすい点は大きなメリットです。


2. 総返済額を抑えられる可能性がある

低金利が続けば、固定金利よりも返済総額を大きく抑えられる可能性があります。

近年は超低金利時代が長く続いたため、変動金利を選択した方が有利だったケースも多くありました。


3. 借入可能額を増やしやすい

毎月返済額が低くなることで、同じ年収でも借入可能額が増えるケースがあります。

希望エリアや住宅性能を優先したい方には魅力的です。


変動金利のデメリット

1. 金利上昇リスクがある

最大のデメリットは、将来的な金利上昇リスクです。

もし市場金利が上昇すると、返済額や返済総額が増える可能性があります。

特に長期返済では影響が大きくなるケースがあります。


2. 将来設計が立てにくい

返済額が変動する可能性があるため、長期的な家計管理が難しくなる場合があります。

教育費や老後資金とのバランスも重要です。


3. 金利上昇局面では負担増加の可能性

現在は返済可能でも、将来的に金利が上昇した場合、家計負担が重くなる可能性があります。

余裕ある返済計画が重要です。


固定金利とは?

固定金利の仕組み

固定金利とは、借入時に決めた金利が一定期間または完済まで変わらない住宅ローンです。

代表的なのが「フラット35」などの全期間固定型です。

返済額が一定となるため、将来の資金計画を立てやすい特徴があります。


固定金利のメリット

1. 返済額が変わらない安心感

固定金利最大のメリットは、返済額が一定であることです。

金利上昇の影響を受けないため、将来設計を立てやすくなります。

子育て世帯や教育費負担が大きい家庭では安心材料になります。


2. 金利上昇リスクを回避できる

将来的に市場金利が上昇しても、契約時の金利が維持されます。

長期的な安心感を重視する方には大きなメリットです。


3. 家計管理がしやすい

毎月返済額が固定されるため、生活費や貯蓄計画を立てやすくなります。

将来の支出予測もしやすい点が特徴です。


固定金利のデメリット

1. 金利が高めに設定される

固定金利は、変動金利より金利が高めに設定される傾向があります。

そのため、毎月返済額も高くなりやすい特徴があります。


2. 低金利メリットを受けにくい

市場金利が下がっても、契約時金利のままとなります。

変動金利のような恩恵は受けられません。


3. 借入可能額が減る場合がある

毎月返済額が高くなることで、借入可能額が少なくなるケースがあります。

希望予算とのバランス調整が必要です。


固定金利期間選択型とは?

固定期間選択型は、一定期間だけ固定金利を適用するタイプです。

例えば、

  • 3年固定
  • 5年固定
  • 10年固定

などがあります。

固定期間終了後は、変動金利へ切り替わるケースや、再度固定期間を選択できるケースがあります。


変動金利と固定金利はどちらがいい?

変動金利が向いている人

毎月返済額を抑えたい人

低金利メリットを活かし、返済負担を軽減したい方に向いています。

一般社団法人:全国銀行組合


将来的な収入増加が見込める人

昇給やキャリアアップによって返済余力が高まる見込みがある場合、変動金利を選ぶケースがあります。


短期間で繰上返済予定の人

借入期間が短い場合は、金利上昇リスクを抑えやすくなります。


固定金利が向いている人

安定した返済を重視したい人

毎月返済額を一定にしたい方には固定金利が向いています。


教育費など将来支出が多い人

将来の家計負担増加を考慮し、返済額を固定したい家庭に適しています。


金利上昇リスクを避けたい人

精神的安心感を重視する方には固定金利が向いています。


住宅ローン選びで重要なポイント

1. 無理のない返済計画を立てる

住宅ローンは長期間にわたる返済です。

金利だけでなく、将来のライフイベントも考慮しましょう。

  • 教育費
  • 車購入
  • 老後資金
  • 修繕費

こうした支出も含めた計画が重要です。


2. 金利だけで判断しない

住宅ローン選びでは、金利以外にも確認すべき点があります。

  • 団体信用生命保険
  • 保証料
  • 事務手数料
  • 繰上返済手数料
  • 金利優遇条件

総合的に比較することが重要です。


3. ハウスメーカー提携ローンも確認する

ハウスメーカーによっては提携ローンを紹介している場合があります。

優遇金利や手続きサポートを受けられるケースもあります。


4. 余裕ある返済比率にする

住宅ローン審査で借りられる金額と、実際に無理なく返済できる金額は異なります。

将来的な金利上昇や支出増加を考慮し、余裕ある返済計画を立てることが大切です。


近年の住宅ローン動向

近年は金利上昇への関心が高まっています。

そのため、住宅ローン選びでは「低金利だから変動一択」という考え方だけでなく、リスク管理も重要視されるようになっています。

また、省エネ住宅やZEH住宅では住宅ローン優遇制度が利用できるケースもあります。

住宅性能と住宅ローンをセットで検討することも重要です。

金利についての基礎知識


ハウスメーカー選びと住宅ローンの関係

住宅会社によって、提携金融機関や住宅ローンサポート体制は異なります。

そのため、ハウスメーカー選びでは以下も確認しましょう。

  • ローン相談対応
  • 資金計画サポート
  • FP相談
  • 提携ローン条件
  • 補助金提案

住宅購入では、建物価格だけでなく総予算管理が重要です。


まとめ|変動金利と固定金利はライフプランに合わせて選ぼう

住宅ローンは、単に「今の金利が低いから選ぶ」というものではなく、将来の暮らしや家計の安定性まで含めて考えることが重要です。特に近年は物価上昇や金利変動への関心も高まっており、住宅ローン選びの重要性はさらに増しています。

また、住宅性能の高い家を選ぶことで、光熱費削減につながり、実質的な家計負担を軽減できるケースもあります。住宅ローンだけでなく、断熱性能や省エネ性能、将来的なメンテナンスコストまで含めて総合的に住まいを検討することが、後悔しない家づくりにつながります。

ハウスメーカーや金融機関へ相談しながら、自分たちに最適な住宅ローンを選択しましょう。

変動金利と固定金利には、それぞれ異なるメリット・デメリットがあります。

変動金利

  • 金利が低い
  • 毎月返済額を抑えやすい
  • 金利上昇リスクがある

固定金利

  • 返済額が一定
  • 将来設計しやすい
  • 金利が高め

重要なのは、自分たちのライフプランや家計状況に合った選択をすることです。

住宅ローンは家づくり成功を左右する重要なポイントです。

ハウスメーカー選びと合わせて、資金計画や住宅性能、将来の暮らし方まで含めて総合的に検討しましょう。

後悔のない住まいづくりを実現するために、ぜひ慎重に住宅ローンを比較検討してください。

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