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【鹿児島市】住宅ローンの固定金利と変動金利の違いは?

【鹿児島市】住宅ローンの固定金利と変動金利の違いは?

「住宅ローンを契約したいけど、固定金利と変動金利にはどんな違いがあるの?」

このような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では、住宅の固定金利型と変動金利型の違いについて、住宅ローンの基礎部分も含めて詳しく解説します。

鹿児島市で住宅ローン選びにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

住宅ローンの基礎知識

住宅ローンの基礎知識

はじめに、住宅ローンについて以下の2点からおさらいしておきましょう。

  • 住宅ローンとは?基本的な仕組みの解説
  • 住宅ローンの種類

順番に解説します。

住宅ローンとは?基本的な仕組みの解説

住宅ローンとは、住宅の新築や購入に必要な費用を金融機関から借りる仕組みです。

家の購入には多くの場合、数千万円の資金が必要となるため、現金一括で支払える人は少数です。

そこで、住宅ローンを活用すれば、自己資金だけでは足りない分を補いながら、段階的に支払いを進められます。

購入した住宅を担保にして、毎月一定額を返済していくスタイルで、返済期間はおよそ30〜40年が一般的です。

そのため、長期にわたって安定した収入があることが、住宅ローンを利用するうえで重要な条件となります。

住宅ローンの種類

住宅ローンは「金利」の仕組みによって、いくつかの種類に分けられます。

金利とは、借りたお金に対して支払う利息の割合のことで、たとえば50万円を年利10%で借りると、利息は年間5万円となります。

住宅ローンの金利タイプは主に以下の3つです。

  • 固定金利型:返済期間中ずっと金利が変わらず、毎月の返済額も一定。
  • 変動金利型:半年ごとに金利が見直され、金利情勢によって返済額が変わる可能性がある。
  • 固定期間選択型:最初の数年間は金利が固定され、その後は固定か変動かを選べるタイプ。

固定金利型と変動金利型の違いとは

固定金利型と変動金利型の違いとは
項目固定金利型変動金利型
金利変動借入から完済まで金利は変わらない半年ごとに金利が見直される
安定性毎月の返済額が一定で、返済計画が立てやすい金利変動により返済額が変わる可能性がある
金利水準変動金利型に比べて高め固定金利型に比べて低め
金利上昇リスク金利上昇の影響を受けない金利上昇により返済額が増えるリスクがある
金利低下メリット金利が低下しても返済額は変わらない金利が低下すると返済額も減少する

固定金利型は、借入時の金利が完済まで変わらないため、返済額が一定で計画が立てやすいのが特徴です。

景気や金利の変動に左右されにくく、安定した返済を望む方に向いています。

一方、変動金利型は半年ごとに金利が見直される仕組みで、金利が下がれば返済額も減る反面、上昇すれば増えるリスクもあります。

そのため、変動金利は固定金利よりも金利水準が低めに設定されているのが一般的です。

将来の収入や金利の動向によって、どちらが自分に合っているかを慎重に見極めることが大切です。

鹿児島市で住宅ローンをご検討の方は、こちらの記事も併せてご覧ください。

>>「鹿児島市の住宅ローン金利まとめ!注文住宅に欠かせないローン選びのポイント

固定金利型のメリット・デメリット

固定金利型のメリット・デメリット

ここでは、固定金利型のメリット・デメリットを紹介します。

  • メリット①:返済計画を立てやすい
  • メリット②:金利の上昇リスクを回避しやすい
  • デメリット:利息が高くなりやすい

さっそく見ていきましょう。

メリット①:返済計画を立てやすい

固定金利型の主なメリットは、返済額が一定で計画を立てやすいことです。

借入時に決めた金利が完済まで変わらないため、毎月の返済額もずっと変わりません。

そのため、家計の収支バランスを把握しやすく、将来の支出に備えた資金計画が立てやすくなります。

例えば、子どもの教育費や車の購入といったライフイベントに向けて、無理のない返済を希望する方には特に適しています。

「安定した返済を第一に考えたい」という方には、固定金利型が有力な選択肢となるでしょう。

メリット②:金利の上昇リスクを回避しやすい

固定金利型のもう一つのメリットは、将来の金利上昇リスクを避けやすい点です。

このタイプは、市場金利が上がっても返済額が変わらないため、家計への影響を受けにくくなります。

景気の動向や経済政策などによって金利が上昇した場合でも、借入時に決めた条件のまま返済を続けられる安心感があります。

そのため、長期的な視点で安定した返済をしたい方や、金利の変動による不安を避けたい方に向いています。

デメリット:利息が高くなりやすい

固定金利型のデメリットは、変動金利型に比べて利息が高くなりやすい点です。

その理由の一つとして、市場金利が上昇しても返済額が変わらない安心感を提供するために、金融機関がリスクをあらかじめ金利に織り込んでいることが挙げられます。

また、市場金利が下がっても、固定金利型では借入時の金利が変わらないため、その恩恵を受けられません。

このような仕組みから、結果的に総返済額が変動金利型より高くなるケースもあるのです。

変動金利型のメリット・デメリット

変動金利型のメリット・デメリット

次に、変動金利型のメリット・デメリットを紹介します。

  • メリット①:借入時の金利が低い
  • メリット②:金利が下がると利息も減る
  • デメリット:総返済額を把握しにくい

順番に見ていきましょう。

メリット①:借入時の金利が低い

変動金利型の主なメリットとして、借入時の金利が低く設定されている点が挙げられます。

これは、市場金利が上昇した際のリスクを金融機関ではなく借入人が負うため、その分金利が軽くなる仕組みになっているからです。

そのため、初期の返済負担を抑えたい方や、できるだけ総返済額を少なくしたいと考える方に適したタイプです。

また、借入後に金利が下がる局面では返済額も減る可能性があるため、市場の動向を注視しつつ柔軟な対応ができる方にも向いています。

メリット②:金利が下がると利息も減る

変動金利型のもう一つのメリットは、市場金利が下がると利息も減る点です。

変動金利では、金利の変動が返済額に直接反映されるため、金利が下がればローンの利息も減り、総返済額を抑えられます。

その結果、月々の負担が軽くなり、家計にゆとりを持たせることが可能です。

特に金利が高い時期に借り入れを行い、その後に金利が下がる場合は、大きな恩恵を受けられる可能性もあるでしょう。

金利動向を注視しながら、柔軟に対応できる方に向いているタイプです。

デメリット:総返済額を把握しにくい

変動金利型のデメリットは、借入時に総返済額が確定しない点です。

市場金利の変動によって利息が上下するため、将来の返済額が見通しづらく、長期的な資金計画が立てにくくなります。

特に返済期間が長い場合は、金利が上昇すると毎月の返済額が増え、家計に大きな負担がかかるリスクもあります。

そのため、変動金利型を選ぶ際は、万が一の金利上昇に備えて、あらかじめ余裕を持った貯蓄や返済プランを準備しておくことが大切です。

住宅ローン選びのポイント

住宅ローン選びのポイント

住宅ローンを選ぶ際は以下の2点に留意しましょう。

  • 長期的な視点で金利タイプを選ぶ
  • 解約時の手数料や条件を確認する

各タイプの特性を押さえて選択することが成功のカギです。

長期的な視点で金利タイプを選ぶ

住宅ローンを選ぶ際は、ライフプランに合った金利タイプを選ぶことが大切です。

数十年にわたる長期の返済を見据え、自分や家族の将来設計、収入の見通し、リスクへの考え方を踏まえて選びましょう。

例えば、返済額を一定にして安定した返済を望むなら固定金利型、金利変動にも柔軟に対応でき、低金利のメリットを得たいなら変動金利型が向いています。

また、一定期間だけ固定金利を選べる固定期間選択型も、中長期的に金利動向を見極めたい方には有効です。

目先の金利だけで判断せず、長期的かつ多角的に検討することが、後悔しない住宅ローン選びのポイントです。

解約時の手数料や条件を確認する

住宅ローンは途中で借り換えを検討するケースもあるため、解約時の手数料や条件を事前に確認しておくことが大切です。

収入の変化やライフプランの見直しなどにより、他の金融機関やプランへ乗り換えることがありますが、その際は現在のローンが解約扱いとなり、手数料が発生する場合があります。

場合によっては、返済負担を軽くするつもりが、手数料によってかえってコスト増になることも考えられます。

特に固定金利期間選択型では、固定期間終了後の再選択時に費用がかかるケースもあるため、契約前に解約時の費用や条件を確認しておきましょう。

鹿児島市で注文住宅を建てるなら万代ホームにご相談を

長く安心して暮らせる住まいづくりには、最適な住宅ローンを選ぶことも大切です。

長期的なライフプランを見据えて、無理のない返済ができる金利タイプで利用しましょう。

万代ホームでは、住宅ローンに関するご相談や、お客様一人ひとりに合った資金計画のご提案も承っております。

鹿児島市で注文住宅の新築・購入をご検討の際は、ぜひ万代ホームにお問い合わせください。